村が存続するためのヒケツ!@エコビレッジサイハテ

エコビレッジサイハテは
2020年で開村9年目をむかえました。

村の発展スピードが落ちることは無く
常に前へ進んでいます。

例えば今年は
1年前には無かった階段が
アースバッグ工法でつくられたり
家を建てるプロジェクトが始動したり
教授や科学者が訪れるようになったり…!

9年目をむかえた今も
進化が止まらないサイハテ。
(むしろ‘加速’している感が強い)

エコビレッジをつくり、
そこの暮らしとコミュニティーが
続くためのヒケツとは何でしょうか?

「存続」のためのヒケツはコレだ!

1)無理しない

「エコ」な暮らしをする上で
自分の行動が環境にどう影響するか、を
考えることはとても重要です。

でもそのなかで
「自然」や「動物」のために
「自分」を犠牲にして暮らすことは
果たしてどうなのでしょうか?
長く続けられるのでしょうか…?

自然にやさしい
しかし
自分自身が厳しい暮らしを続ける
それを
胸を張って誰かに広めることを
私は「できない」と思いました。

修行のように強いられた生活がしたい!
という人は別かもしれませんが…

自分がハッピーであると
それが自然にも動物にも伝わります。

自分がまず心地よい状態にあることが
第一に大切だとサイハテで気づきました。

「自然にいいから」と
無理をして急に電気を使わない生活を始めたり

「動物にやさしいから」と
大好きだった肉を食べるのを自分で禁じたり。

そうすることで
不便さゆえに心が豊かになれず
コミュニティー内がギクシャクしたり

自分の欲を我慢している辛さから
食事が楽しく無くなってしまったり。

その選択そのものが間違いなのではなく
それを楽しんでいないこと、
「無理している」心であることが
続けていけない原因の一つだと考えます。

自然にも動物にもやさしくて
自分もそれを行うのが心地よいことは
ずっと続けていけますよね。

自己犠牲の上に成り立つ「エコ」ではなく
自分が豊かで幸せな心の状態になることから
それは実現できると思いました。

「自然と調和した暮らし」で
どこかにしわ寄せや
犠牲が生まれてしまっては
調和のバランスが崩れているのでは…と思いました。

2)焦らない

それぞれの住人が目指す、
「豊かな暮らし」の実現に向け
それぞれのスピード感で活動しています。

美味しい野菜を育むための
畑づくりに専念したり

村のリゾート化に向けた
計画に夢中になったり。

お互いの活動に干渉し過ぎず
でも
手を取り合うときは支えあいます。

それぞれのタイミングで
それぞれのスピード感で
活動することを認め合うことが
それぞれの「豊かな暮らし」の実現には
必要だと思いました。

自分のペースを誰かに強要しないこと。

ストイックになり過ぎずに
焦らず、ゆるく、
のんびり、ぼちぼちやることが
続けれるヒケツだと考えます。

3)たのしくて あかるくて おもしろい♪

人は
楽しいところに集まる
面白いことに興味が湧く
明るいところに立ち寄りたくなる。

住民が30人暮らすサイハテは
山の上から海を望める最高のロケーション。
南東に開けた土地はまばゆい太陽の光に包まれる
とても「明るい」場所です。

村の合言葉「お好きにどうぞ」で
時折「問題」も起こります。
しかしそれをどう捉えるか?

水道管が破裂したとき、
サイハテの住民はその様子を見て
ケラケラ笑い、写真を撮って
その様子をすぐさま住民のグループチャットへ。

水道管が破裂したら断水して修理をしないと…!
と深刻にとらえるであろうこの状況で
笑っている様子、それをネタとして発信しちゃう。

「問題」に見える状況を
「面白く」「楽しんじゃう」、サイハテの性質が
村に人を呼び寄せ続けるヒケツの一つだと思いました。

続いていくから楽しい「村づくり」

村づくりに終わりも完成も無いと
私は思います。

さまざまな人が訪れることで
知識や経験が交わり
新しいアイデアが生まれたり
いつかしようとしていたことが実現したり。

生きているコミュニティーが
「エコビレッジ」だと実感している日々です。

土地を活かし
人を生かして、
イカした文化が
エコビレッジから世界に広がっていきます。

無理せず
焦らず
楽しく村づくりしていきましょう~♪

トシコ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA