うまくいくコミュニティの7つの「しい」

うまくいくコミュニティには、7つの「しい」があります。

これらをうまく取り込んで、コミュニティを形成していきましょう。
 
 
⑴ 楽しい
程よい刺激と成長、達成感。ストーリーがあること。音楽

⑵ 美味しい
五感が喜ぶ(記憶を書き換える)食事を味わうこと

⑶ 嬉しい
自分の望みが叶うこと。自分の想像を超えた結果を得ること

⑷ 気持ちいい
緊張と弛緩。安心とリラックス。良好なコミュニケーション

⑸ 新しい
世界(視野)が広がること。自然と都会のハイブリッド

⑹ 誇らしい
参加する意義や目的が明確なこと。役割があること

⑺ 美しい
オシャレなこと。清潔なこと。ウォシュレット(水回り)


特に重要なのは、楽しいと美味しいです。

楽しくて、美味しいものがある場所には、人は集まります。

大げさなコンセプトを打ち出さなくても、ものすごいビジョンを提言しなくてもいいのです。

まずは、みんなと一緒に過ごせるのが楽しい、ご飯が美味しい。

それだけでも、十分人を惹きつけるコミュニティを作ることができます。

こだわって欲しいのは、何を楽しいと思えるかどうかです。

これは、コミュニティの価値観に大きな影響を与えます。

楽しいことを共有できなければ、いくら素晴らしいことをしていても、コミュニティは盛り上がりませんし、仲違いしてしまいます。

逆に、 楽しいと感じることが同じであれば、長期的に関わりながら、未来をつくることができます。


エコビレッジを作る際は、上記の7つの点を盛り込みながらグランドデザインを設計していきましょう。



一方で、うまくいかないコミュニティにも、下記のような特徴があります。

⑴ 価値観(大切なこと)や世界観(作りたいビジョン)を共有できていない
⑵ おかげさま、おたがいさまの精神がない
⑶ 承認欲求や自己顕示欲をコントロールできない
⑷ 専門性を持っておらず、磨くこともせず、言われたことしかできない
⑸ 計画や戦略がない


コミュニティ全体として考えなければならないのは⑴と⑸で、⑵⑶⑷は、個人の成熟の問題です。

コミュニティは人の集まりなので、関わる人たちの内面が反映されます。

成熟している人間が集まれば、成熟したコミュニティになり、未成熟な人間が集まれば未成熟なコミュニティになります。


自分のことも相手のことも両方大切にできる。

目の前のことと長期的なことの両方から考えることができる。



そんな人たちが増えていけば、うまくいくコミュニティができあがっていきます。

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