目次
エコビレッジサイハテのロゴの由来
エコビレッジサイハテのロゴは
発起人である、工藤シンクによって
開村と共に作成されました。
村の暮らしの中やSNS発信など
様々なところで目にするサイハテのロゴの由来について伺いました!
三角形
エコビレッジサイハテがあるのは
熊本県宇城市三角町。
地名に「三角(ミスミ)」と入っています。
そして、
サイハテがあるのは山の上。
山のカタチを図形で表現しています。
円(輪)=調和の中に
三角形がおさまっています。
色彩
赤:太陽
青:空・海
緑:大地・森
山の上にあるサイハテには
澄んだ空から
太陽の光がさんさんと降り注ぎます。
森に囲まれながら
海を眺望できます。
そして豊かな大地からは
生命の息吹を感じとれる植物が
朝露に濡れて輝いています。
豊かな環境がロゴの色彩部分に凝縮されています。
また、
「見ていて心が晴れる」よう、
彩度はビビット過ぎず
パステルに近い印象にしています。
サイハテのロゴ作成時のポイント
サイハテの特性を表現しつつ
どうロゴで表現していくか、
サイハテのロゴ作成時のポイントを紹介します。
エコビレッジのロゴだけでなく、
あらゆる団体のロゴ作成にも参考になると思います。
シンプルであること
三角形と円という
二つの図性を使っていますが
組み合わせは何通りもできます。
その組み合わせのなかでも
最もシンプルなデザインが使われています。
ごちゃごちゃするよりも
すっきりとシンプルなロゴのほうが
年代・性別を問わず
視認性を高められます。
一度で憶えてもらえること
一度見たら忘れられない、
強い印象を与えることもロゴにはできます。
名前+ロゴで
耳からの情報と
目からの情報で記憶に刻み込みます。
大自然の構成体と宇宙創生のシンボルに準ずること
宇宙創生のシンボル「フラワーオブライフ」。
よく見ていくと
サイハテのロゴが沢山連なっているように見えます。
エコビレッジサイハテは
エコ「自然に意識を向けた」暮らしを実現すべく
パーマカルチャーデザインを通し、
持続性の高い生態系と文化を築くことを
ヒューマンスケールで取り組んでいます。
パーマカルチャーデザインが進行されていくことで
「人間が暮らすことによって、
全ての生き物にとってより豊かで生産性の高い場にできる」ことが
実現されていきます。
自然界の安定的な幾何学模様の三角形と
人と大自然の調和を表現する図形の円が使われています。
子供でも描けること
子供でも描ける、
馴染みやすいデザインにすることで
遊びながら描くことができるので
愛着と親しみが持てます。
村オリジナルのロゴを作るメリット
ロゴを作ることで
- 認知度が上がる
- 村の雰囲気が伝わる
- SNS発信で利用できる
- オリジナルの商品や作品にデザインを活かせる
活用の幅は際限なく広げられます。
ロゴを見ただけで
「あ!サイハテだ!」と認識してもらえること。
鮮やかで明るい雰囲気が説明しなくても伝わること。
村の名前だけでなく
名前+ロゴで
コミュニティーの思想や特性を表すことができます。
同じ写真でもロゴがあるかないかで
雰囲気が変わります。
ロゴがあるだけで写真の雰囲気を変え、
サイハテで撮られた一枚だ、
という情報も伝えることができます。
例えばこの一枚。
A:ロゴなし「夕焼け」
B:ロゴあり「サイハテの夕焼け」
ロゴをつけるだけで雰囲気も情報も変わりますよね。
さいごに【なるほど!この視点でロゴを作っているのか!】
ロゴデザイナーの工藤シンクが語られた、
ロゴを作るときの視点が
私にとってとても衝撃だったので紹介します。
「山で遭難して限界なときに、
むこうの山にそのロゴの旗が立っていたら行こうと思えるか?」
自分個人やコミュニティー内の満足のためのデザインでなく
見る人を思うことを
とても分かりやすいシチュエーションで説明しています。
そのロゴを目にして
希望が持てること
安心できること
近寄りたくなること。
言葉だけじゃ伝えきれない情報を
ロゴを通して国を超えて広げていけます。
個人的に、
国旗の作られ方はこの考え方からきているのでは?
と、ふと思いました。
トシコ
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