エコビレッジでよくあるトラブルシューティングはこちら

  

コミュニティ内のトラブルは、「人間関係」か「お金」のどちらかであることが多く、人間関係のトラブルは結局個人の価値観のぶつけ合いなので、誰が正しいとか、何がおかしいとか、そういうことを言い出したらキリがありません。

コミュニティで、自分を大切にしながら、周囲ともうまく繋がっていくためには以下のようなコツがあります。

・焦らない(時間をかける大切さを学び、すべての過程を楽しむ)
・こだわらない(変化を受け入れ、器を大きくして対応力を高める)
・流されない(自分の軸を持ち、自分の選択と結果に責任を持つ)
・諦めない(嫌なことや感情から逃げず、成果が出るまでやりきる)

ビレッジにいても、一般社会にいても、結局人間の本質は変わりません。

エコビレッジにはやさしい人が多く、一般社会よりもルールがゆるやかではありますが、依存的な考え方や言動をしていると、結局自分が一番損をしてしまいます。

自分のことも相手のことも尊重できる自分として、生きていきましょう。

【人系】

1.住民同士の不仲

価値観を共有していても、住民同士が仲違いをすることは少なくありません。

そのときに大切なのは、本音で対話をできるかと、違いを認め合うことができるかです。

まったく同じ価値観をもつ必要はなく、違いを活かし合えることが大切です。

2.近隣住民とのトラブル

エコビレッジが人里離れた場所であっても、近隣住民からクレームがでることもあります。

コミュニティを長期的に永続していくためには、近隣住民との良好な関係が必須です。

自分たちは、何をしているのか、何者なのか、何を目指しているのかを書面などにまとめて、立ち上げ当初にきちんと挨拶にいくこと。

また定期的に交流をしたり、地域の活動に積極的に参加することで、顔を覚えてもらうことが大切です。

3.住民が生活を維持できない

エコビレッジに住む続けたくても、経済的な理由で離脱せざるを得ない人も出てきます。

一人ひとりが自分の経済を成り立たせることが前提ですが、コミュニティとしての産業を持っておくと、まだ特別なスキルを持っていない人でも最低限の暮らしを担保することができるようになります。

商品開発、ネットショップ、メルカリやFXなど、世の中にはたくさんの手段がありますので、自分たちの世界観や土地柄にあった生業を見出していきましょう。

 

【土地系】

1.土地の境界線の曖昧さ

広大な土地を開拓していく際に、隣の土地との境界線が曖昧であることはよくあります。

また自分たちの土地だと思っていたら、間違って開拓していた、ということもありますので、事前に確認をしておきましょう。