吉武大輔が目指す「子育てを中心にした次世代のコミュ二ティ」とは

子育てを中心にしたコミュニティ

私は、2009年に大学を卒業し、23歳で起業したので、今まで一度も就職をしたことがありません。

元々起業がしたかったのではなく、単純に社会に馴染めなかったから、自分を生きる手段として起業を選びました。


社会に出るのが楽しみ!

仕事をするのは面白そう!

そんな風には思えず、生きていくためには仕事をしないといけない、嫌なこともやらなければならない、など制限の中で、自分を偽っていたり、社会や会社を批判していたり、なんだか虚無に見えました。

これまでの経験を経て感じるのは、

人が幸せになるには

・自分は何のために生きているのか、という自己探求と実践

・自分を無条件で受け入れ、愛してくれる人たちの存在 

の二つが必要だということを実感しました。


そして、その両方を得ることができるのが「コミュニティ」です。


私は、子育てを中心にしたコミュニティが、一つのロールモデルになるのではないかと思っています。


大人が中心のコミュニティだと、何が正しいか正しくないか、という基準になりがちです。

ですが、子どもを中心のコミュニティだと、「楽しいか楽しくないか」という基準になります。

正しさというのは、今の常識を基準にするため、未来からすれば間違っていることも多々あります。

また、子どもという弱い立場の存在を大切にできる人は、精神的に成熟しているということも言えます。

わがままで自己中心的で自由奔放な子どもたちを受容し、見守ることを通じて、誰よりも大人が成長・成熟できます。

また、閉鎖的なコミュニティではなく、日本全国にさまざまなコンセプトのコミュニティが点在し、「コミュニティ留学」ができるようになることがビジョンです。

例えば、農業を学びたければAコミュニティ、建築を学びたければBコミュニティ、代替医療やボディワークを学びたければコミュニティのように、各コミュニティがその土地や住んでいる人たちの特色を活かしたコミュニティつくりをできれば、お互いに行き来しながら、人・モノ・情報の交流もできると考えています。

また、エリアも、山エリア、海エリア、湖エリア、森エリア、海外エリアなど、世界中に行き来できるコミュニティができれば、人生の豊かさが広がるのはイメージできませんか?


最終的には、日本全国・世界中のコミュニティがそれぞれの特性を活かしながら、人・モノ・カネ・情報の循環を生み出せる未来を描いています。

土地の特色を生かした産物の物々交換、経験を生かした技術交換、人材の交流を図り、コミュニティ留学やお見合い、結婚なども面白いと思います。

社会が抱える社会問題でも、環境問題、子育て、少子高齢化、経済格差、食料自給率などは、コミュニティを通じて解決の糸口を見出すことができるかもしれません。

本サイトを読んでくださっている皆様とそんなコミュニティをつくりたいと思っています。


おまけ 《個人的に譲れない要素》

1.綺麗な水源と土地が残っていること

2.温泉があること(源泉掛け流し)

3.自然のアクティビティがあること(海・山・川・森など)

4.すべての営みに教育的な観点があり、関わる人たちが物心共に豊かに生きること

5.外の社会にも開けており、日本円も稼ぎながらも、食料自給率80%以上を維持していること