「自然と調和した暮らし」トシコの挑戦@エコビレッジサイハテ

自分の手で「暮らし」をつくる

家づくりをはじめて
5か月目をむかえました。

ここサイハテで家を建てることは
よくある田舎で家を建てることとは
意味が違います。

私は、
今建てている家から、
「暮らし」にまつわるすべてまで
自然と調和したカタチでDIYするために
サイハテで家を建てています。

開村から9年経ったサイハテの
認知度の高さ(「エコビレッジ」検索でヒットする)
個性豊かな住民の持つ経験・知識・人脈を活かし、

1人ではなく人を巻き込んで
自然と調和した暮らしの実現
を目指しています。

家が完成してからが
暮らしづくりのスタートになります。

暮らしに欠かせないものの
現時点での構想と今後の活動を紹介します。

「暮らし」に必要なもの

今建てている家は
1棟につき2部屋。
1部屋の広さは6畳で、
3畳分のロフト付き。

このサイズなので部屋の中に
トイレ、お風呂、キッチンはありません。

ということは
自分で暮らしに何が必要か考え、
それを自分でつくりあげられる機会だということ。

エネルギー

暮らしていく上で
必要になるのがエネルギー。

照明や携帯の充電のための電気
お湯や調理をするためのガス

「自然と調和した暮らし」の考え次第では、
太陽と共に寝起きし活動すれば
電気はもしかしたら不要かもしれません。

薪で毎回火をおこすなら
ガスも不要かもしれません。

よりサバイバルに、野性的な暮らしを目指すのも
一つといえます。

しかし私が目指したいのは
そのような都市部と乖離した暮らしではありません。

便利な暮らしを成り立たせるためのエネルギーを
ただおかねを払って企業に頼るだけでなく
自分の手で生み出し、
おかねには換えられない喜びと
ありがたみを実感したいのです。

そのために電気やガスをどう供給するか?

現時点では
風力とソーラーによる発電を考えています。
(なんとすでにソーラーパネルは村にある…)

ガスは糞尿から出るメタンガスを利用した仕組みを
取り入れてみたいと考えています。
(分からないことだらけですがやる気は満々)

無理せず(ここが重要)、
可能な限りオフグリッドな暮らしを実現します。

オフグリッド…電力を自給自足している状態

トイレ

動物が排泄したものが
自然に還っていくように

私たち人間の排泄物もそのサイクルに従って
循環させることはできるはず。

どのように「清潔に」「美しく」
自然に還すか?

日本が世界に誇るトイレの快適さに加え
出したものが肥料やエネルギーになる喜びを
暮らしの中に取り入れたい。

排泄したもので自然を汚すのではなく
自然を豊かにしていける仕組みで
トイレも自作していきます。

キッチン

食卓を共に囲む豊かさを
シェアハウスで暮らす日々で実感しています。

スイッチ一つで火がつくことは
便利な暮らしですが

自分の手で火をつけ
その火のエネルギーで調理すること。

それができるように
屋根付きの半屋外キッチンを作ります。

かつて土間で調理していたように
土足で歩けることで濡れたり
汚れたりしてもメンテナンスがラク。

サイハテにある資材でアースオーブンをつくります。

アースオーブン…その土地の資材(主に土)を使った自然に還るかまど。

アースオーブンを子供も大人も一緒につくり、
完成後はそこで調理する。
出来上がりを待っている時間も
コミュニケーションをとるための
美味しい時間になるはず。

お風呂

心身のリラックスとして
その日の汚れを落とし
湯船につかることは私にとって大きな癒し。

大工作業で使いまくった身体をほぐし
1人になることで内観できる時間を過ごします。

地下水が豊富なサイハテ。
それと海を望む絶景を掛け合わせた
リラックスできるお風呂をつくります。

家の内装

1部屋における床面積は6畳。

いわばタイニーハウス

タイニーハウス…10平米前後の小さい家。定員は1or2人。

家としてはかなり小さい空間を
どう有効的に使うか?

ちっちゃいからこそできる
豊かな暮らしを実践していきます。

ちっちゃいからこそ
DIYで手を付けやすい
部屋の温度を一定に保ちやすい
ミニマムでシンプルな暮らしができる

「物の多さ」「家の大きさ」≠幸せ

削ぎ落していくことで
本当に必要なモノだけを身の回りに置く。
ミニマムで快適な暮らしを実践していきます。

どうやってつくるの?

サイハテの住民はもちろん、
オフグリッドな暮らしをしてる人
循環した持続可能な暮らしをしている人
暮らしを自分で作りたい人
など巻き込んで実現していきます。

1人でコツコツマイペースにやるのも
いいけれど
失敗や時々の不便さも笑いあって
楽しめるネタにしたい。

楽しむ姿勢が前提で
先ずはゆるい自給自足をする。
自らつくり出しつつも頼るときは頼る
ハイブリッドな暮らし。

電気水道ガスが途絶えても
バックアップがあることで
笑っていられる村をつくります。

心地よいバランスで実現していきます。

一緒に自然と調和した
精神的に豊かな暮らし
を作りませんか?
(仲間募集中!!)

トシコ

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