土地のものをいただく<エコビレッジの食>@サイハテ

エコビレッジサイハテがある熊本三角は
山、海、地下水に恵まれています。

豊かな自然に囲まれた場所で
エコビレッジをつくることは
「食」の面でも恩恵にあずかれます。

1日に3度ある「食」が豊かになることは
心の豊かさにもつながります。

余裕が生まれた心は
豊かな人間関係を築くためにも
欠かせない要素だと考えます。

土地の食べもの

三角みかん

サイハテは柑橘畑が広がっていたこともあり
村の中には
ミカンや甘夏、パール柑の木々が育っています。
サイハテの周りはミカン農家も多く
おすそ分けでミカンをいただくことも。

九州という温暖な気候
海がある東から吹く風
海面からの反射光
により放っておいても実がなっています。
(子供たちは木からもぎ取っておやつとして食べている…!)

私の個人的な感想ですが
ここで採れたミカンやパール柑を食べたら
ここ数ヶ月悩まされていた
肌荒れが改善しました…!
(ミカンに含まれるビタミンCのおかげですね)

ここ最近(12・1月)は毎日柑橘類を食べられるので
ちょっと甘いものを食べたいときには
とっても嬉しい環境です。

サイハテおやさい

サイハテでは住民は
それぞれ自分の畑を持っています。

それぞれのやり方で
やさいや穀物、豆類を育てています。

自分の家庭で食べきれない食材は
村の中でシェアしています♪

ちっさいちっさい種が
もりもりと成長する様子は
食べなくても
見ていてとても心が豊かになります。

大きくなくても
自分の食べる分でもいいので
自分で自分が食べるものを作ることは
「心豊かに暮らす」ために
欠かせないですね。

そしてときどき有明海のノリのおすそわけも♪

10~3月はノリ農家の繁忙期。
サイハテでは
近くのノリ農家のお手伝いへ行く方もいます。
(時折サイハテに農家さんの手伝い募集の声がかかります♪)

その土地のものを取り入れること

健康にいいもの
美容にいいもの
栄養価の高いもの
高級なものを

「食」の楽しみとして
または
自分の身体を思って
選ぶことはありますよね。

自分が住んでいるところよりも
遠い産地のものや
外国産のものを食べることよりも

自分が住んでいる土地のものを
身体に取り入れることのほうが
自然なのでは?と感じています。

その土地で育ったやさいや穀物を
その土地で活動する人々がいただく。

同じ天候の下にあるので
同じエネルギーが食べ物にも人間にも
流れていると思います。

それを食べることで
消化に無理が無く
自然なかたちで、最適なかたちで
身体に取り入れられるはず。

遠くのものよりも
近くのものが
本当に自分に必要なものだったり。

外食で美味しいものを食べることも
好きで楽しいことですが
サイハテのやさいを自分で調理して
味わう美味しさは何にも勝ります…!

「与える」ことの喜び

ギフトの習慣

村というのは
シェアすることに喜びを見いだせる
最高の環境だと思います。

日々交流している住民同士で
多く収穫できたやさいや
おすそ分けでいただいたものを
シェアしたり

自分が持っているスキルや知識を
共有して村の発展に生かしたり。

自分が与えることで
目の前の人が幸せになり

それによって
与えた側の心が豊かになること

リアルタイムで反応が返ってくるので
自分の行動の種が実った気持ちになります。

~してあげたから、お返しは?
という見返りや期待をしない
「ギフトの習慣」が
サイハテにはあります。

みんなで分けたほうが「美味しい」!

自分さえよければいい
自分さえ満たされればいい
ほかの人は関係無い…

そんな
自分とそれ以外で分け隔てる世界では無く

共に手を取り合って
幸せは倍増
辛さは半減できるコミュニティーが
最高じゃないですか?

独り占めして沢山を食べるよりも
少しずつだけど
みんなで分け合ったほうが美味しい!
みたいに。

トシコ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA