これがなきゃ始まらない⁉村づくり必須アイテム~車編~

物の運搬や人の移動をする上で
エコビレッジでは車の存在は欠かせません。

市街地から離れた場所に
村づくりをする場合はなおさらです。

日常的に使う乗用車にくわえ、
「村づくり」で重宝する車もあります。

サイハテで実際に使われている
村づくりで役立つ車4種を紹介します。

村づくりで役立つ車

1)軽トラック

農機具を運んだり
収穫した野菜や果物を運んだり
集めた薪を運んだり
廃材を運んだり
荷物を運んだり
草刈り機を運んだり

とにかく軽トラは村で大活躍です。
村に1台は必須といえるでしょう。

軽トラといえば
マニュアル仕様と思われがちですが
最近ではAT仕様もあります。

でも実は
サイハテの軽トラはマニュアル仕様なので
運転に慣れるまで時間がかかりました…!

かつて自動車免許を取るときに
「大は小を兼ねる」くらいの気持ちで
私はマニュアル免許を取得しました。
その経験と資格が
村づくりに活きるとは想像していませんでした。

2)2トントラック

サイハテでは2トンの
ダンプトラックを使用しています。

ダンプトラックは
トラックの油圧で荷台を傾けて積み荷を
一気に下ろすことができるトラックをさします。

「家づくり」で大活躍!

そのダンプが大活躍した
2020年9月から始動している
家作りプロジェクト「イナカデイエタテ」。

砂利や再生クラッシャランを運んだり
木材を積んだり
生コンクリートを運んだり
床材・壁材、屋根を運んだり…

家づくりのための材料は
大きくて重いものばかり。

ダンプを利用することで
積んでいる砂利を
作業現場にすぐ下ろすことができたり、
2トンという許容量を活かして
大量の生コンを運ぶことができたり、
作業においてなくてはならない存在です。

(そもそも生コンをミキサで運ぶことができないのはサイハテがお山の上のため道が険しく到達出来ないから…)

2トンのダンプトラックの場合は
普通自動車免許で運転可能です。

私はまだ運転に挑戦したことが無いのですが
トラックを運転できる女性って
なんだかカッコよくないですか?
そんな女性になる日も遠くないはずです…笑

「災害現場」で大活躍!

2020年7月熊本を襲った豪雨。
サイハテでは村で集めた支援物資を持って
被害の大きかった人吉へダンプで行きました。

支援物資を届けたのち、
ゴミの撤去作業に参加しました。

その中でも特に畳の撤去にダンプが活躍しました。

水を含んで重くなった畳は、
夏の炎天下により
腐敗が進んで悪臭を放っていたので
いち早くゴミ収集場に運ぶ必要があったのです。

重くて臭くて大変な作業。
できるだけ早く終わらせたい作業。
そんな時にも大活躍したダンプ。

ダンプは場所を作ったり
整えたりする際に欠かせない存在です。

開拓に欠かせない車

村づくりをするなら避けては通れない作業「開拓」。
暮らしを作るための土地の整備には
どんな車が役立つのでしょうか?

1)パワーショベル

家づくりプロジェクト「イナカデイエタテ」
実は開拓される前は竹と低木によるジャングル状態でした…

そのジャングルを開拓してくれたのがパワーショベル!
バリバリとショベルの腕で木々をなぎ倒し、
パワフルな掘削力でどんどん抜根していきます。

ちなみにサイハテではパワーショベルのことを
代表機種の商品名「ユンボ」を呼び名としています。
そのユンボのおかげで土地が整備されました。

サイハテではユンボは所有せず
使用するためにレンタルをしています。

ユンボに乗車しているのは
サイハテのコミュニティーマネージャー坂井勇貴
かつて離島で開拓し農場を作っていたとか…

ユンボの運転は誰でもできるわけではなく
免許の取得が必要です。

資格や免許に関しては別記事で紹介します。

2)乗用草刈り機

自然豊かなサイハテでは草はもちろん
低木も伸び放題にボーボー。

草刈り機で手動で刈りつつ、
刈り取った草の撤去や
根がはった手ごわい草の撤去に
乗用草刈り機が役立ちました。

なんといってもラク。

座ってハンドル操作で進んでいくだけで
通過した部分は整地されていきます。

写真は2020年10月開催の
「開拓キャンプ」。

広大なキャンプフィールドを
総勢約20名が草刈りしていきます。

そんな時に目に留まったのが
この乗用草刈り機。

静音でスムーズに刈り進める様子が
優雅で印象的でした。

開拓をより手軽に行うにはおすすめです。
(実はサイハテにはまだないのです…)

車の維持管理はどうする?

まず、軽トラやダンプを運転するためにも
住民は免許を所有していることが望ましいです。
可能であればマニュアルも取得するのがおすすめです。

軽トラとダンプに関しては
住民全員が譲り合って
使用したいときに使用し、
ガソリンは住民から集めた村の共益費でまかないます。

故障などのメンテナンス代も
個人が立て替えたのち、
共益費でまかないます。

大切なのは
「みんなのもの」だということ。

次の人が気持ちよく使えるように
ガソリン不足に気づいたら入れたおいたり
車内が汚れないように使用後は必ず窓を閉めたり
住民一人ひとりが責任を持って使用することが
大切になります。

トシコ

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